三重県の魅力をとことん味わうための――三重満喫力検定

2020.4.10

伊勢うどん大使&松阪市ブランド大使&コラムニスト 石原壮一郎

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イラスト・アジサカコウジ

 

こういう時期ではありますが、三重県は今日も元気にがんばっています。こういう時期だからこそ、状況が落ち着く時期に向けて楽しみな気持ちをふくらませてもらって、三重県の魅力をさらに深く味わうための「三重満喫力」を養ってもらえたら幸いです。

 

そんなわけで、スポット編とグルメ編に分けて、あなたの「三重満喫力」がわかる検定問題を作ってみました。それぞれ3問、合わせて6問の問題に挑戦してみてください。その結果で、あなたにオススメな三重の観光スポットと三重の定番グルメがわかります!

 

■【スポット満喫力】三重をどれだけ存分に楽しめるかをチェック!

イラスト:アジサカコウジ

問1
伊勢神宮の内宮(ないくう)と外宮(げくう)をお参りする場合、「外宮が先」というならわしがある。ところが、時間の関係でその順番で訪れるのは難しそうだ。どうすればいい?

①たとえそれぞれの滞在時間が短くなっても、外宮に先に行くべき
②あくまで原則なので、逆にお参りしてもとくにバチは当たらない
③内宮もしくは外宮にじっくり訪れて、もう一方は別の機会にする

イラスト:アジサカコウジ

問2
せっかく三重県に来るなら、たくさんの魅力的なスポットを訪れてもらいたい。とはいえ、時間的にも距離的にも限界はある。次のうち「現実的には厳しいプラン」はどれか?

①関東地方から一泊二日で伊賀上野と伊勢神宮と熊野古道をめぐる(電車で移動)
②大阪方面から日帰りで伊勢志摩の海の幸と赤福と松阪牛を本場で味わう(車で移動)
③名古屋周辺から日帰りでナガシマスパーランドとなばなの里を楽しむ(電車で移動)

 

問3
三重県は、いろんな人のあらゆるニーズに応えてくれる。ほかの都道府県から三重県を訪ねる際に、どんなことを求めて行くと「ああ、来てよかった!」と思える確率が高いか?

①美しい自然に触れて心から癒やされたい
②おいしいものを食べて満足感に浸りたい
③人のあたたかさを感じてホッコリしたい

 

■【スポット満喫力】回答と解説

問1
①たとえそれぞれの滞在時間が短くなっても、外宮に先に行くべき
②あくまで原則なので、逆にお参りしてもとくにバチは当たらない
③内宮もしくは外宮にじっくり訪れて、もう一方は別の機会にする

答1  ①…0点  ②…5点  ③…2点

解説1 しきたりに縛られず、じっくりと神様を感じたい
内宮は太陽にたとえられる天照大御神、外宮は産業の守り神で天照大御神の食事を司る豊受大御神をお祀りしています。外宮を先にお参りするのは、神宮の祭祀は外宮から先に行なわれるため。ただ、外宮と内宮は5キロぐらい離れていて、すぐには移動できません。

時間的に無理があるなら、②の判断が賢明です。状況によっては③の決断が必要な場合もあるでしょう。神様は心が広いので、きっとそんなことで怒ったりはしません。あわててまわって神宮の魅力を満喫できないのはもったいないし、そのほうがむしろバチ当たりです。

 

問2
①関東地方から一泊二日で伊賀上野と伊勢神宮と熊野古道をめぐる(電車で移動)
②大阪方面から日帰りで伊勢志摩の海の幸と赤福と松阪牛を本場で味わう(車で移動)
③名古屋周辺から日帰りでナガシマスパーランドとなばなの里を楽しむ(電車で移動)

答2  ①…5点  ②…2点  ③…0点

解説2 気をつけよう! 三重県はイメージ以上に広い!
三重県には、何を隠そう見どころがいっぱいあります。知れば知るほど「あそこも行ってみたい、こっちも行ってみたい」と、どんどん欲が出てくるでしょう。しかし、三重県は縦に長かったり山があったりで、目的地までの移動に時間がかかる場合がままあります。

無謀なのは①のプラン。強引に全部まわろうと思ったら、それぞれの滞在時間が1時間以下になりそうです。②も不可能ではありませんが、かなり忙しいでしょう。まわれたとしても、たぶんお腹の限界を超えます。③は隣り同士なので、まったく問題ありません。

 

問3
①美しい自然に触れて心から癒やされたい
②おいしいものを食べて満足感に浸りたい
③人のあたたかさを感じてホッコリしたい

答3  ①…5点  ②…5点  ③…5点

解説3 おもてなしの気持ちを込めつつのサービス問題
このページを訪れて、しかも検定問題に挑んでくれたみなさんに対する「おもてなし」の気持ちを込めて、サービス問題を織り交ぜました。どの選択肢を選んでも5点です。

「美しい自然に触れて心から癒やされたい」あなたも、「おいしいものを食べて満足感に浸りたい」あなたも、「人のあたたかさを感じてホッコリしたい」あなたも、そして、3つとも求めているあなたも、必ずや「ああ、三重県に来てよかった!」と思えるでしょう。万が一、ちょっと物足りなかったとしても、このサービス問題に免じてご容赦ください。

 

■【グルメ満喫力】三重をどれだけ味わい尽くせるかをチェック!

イラスト:アジサカコウジ

問4
三重県に来たからには、噂の伊勢うどんを食べてみたい。地元の人に「伊勢うどん、おいしいらしいですね」と言ったら「いやあ、どやろか……」と返された。正しい解釈はどれ?

①じつはそれほどおいしくはない
②その人がたまたま好きではない
③本当はおいしいけど謙遜している

イラスト:アジサカコウジ

問5
海岸線が長い三重県(全国7位)は、バラエティ豊かな海の幸に恵まれている。次のうち、三重県での水揚げ高(生産量)が、47都道府県で文句なしに1位なのはどれ?

①カツオ
②伊勢えび
③アオサ

 

問6
三重県には、個性豊かな「ご当地グルメ」が多い。次のうち「第11回ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリin明石」で、見事ゴールドグランプリに輝いた食べ物は?

①四日市とんてき
②津ぎょうざ
③松阪鶏焼き肉

 

■【グルメ満喫力】回答と解説

問4
①じつはそれほどおいしくはない
②その人がたまたま好きではない
③本当はおいしいけど謙遜している

答4  ①…0点  ②…2点  ③…5点

解説4 県民気質を知って言葉のニュアンスを理解しよう
三重県民の最大の特徴は「控え目」という点です。自慢や自己主張が苦手で、必要以上に卑下している言い方をしたり、反射的に周囲に合わせたりしがち。温暖な気候が、競争を避けつつ自分が一歩引く気質を作ったと言われています。いや、あくまで俗説ですけど。

この状況で「あんなおいしいうどんはない!」とドヤ顔する三重県人は、まずいません。②の可能性もなくはありませんが、ここは③だと解釈するのが妥当です。言葉どおりに受け止める①は、三重県民を誤解することになるし、そもそも伊勢うどんには当てはまりません。

 

問5
①カツオ
②伊勢えび
③アオサ

答5  ①…0点  ②…1点  ③…5点

解説5 三重の魚のおいしさを知ったら、もう戻れない!?
おいしい魚介類を食べたいと思ったら、伊勢志摩や東紀州など、三重の海辺にぜひいらしてください。さまざまな海の幸に恵まれている三重県ですが、3つのうち水揚げ高(生産量)がダントツで日本一なのは、③のアオサ。国内でのシェアは、なんと60%以上です。

②の伊勢えびは千葉という強敵がいて、たまにトップを奪われる年も。①のカツオもいい線いってますが、静岡の牙城は崩せません。海の幸と言えば、忘れてはならないのが真珠。生産量では愛媛、長崎に次いで3位ですが、ブランド力は世界一です(三重県民基準)。

 

問6
①四日市とんてき
②津ぎょうざ
③松阪鶏焼き肉

答6  ①…0点  ②…5点  ③…0点

解説6 1985年頃に給食から生まれた巨大な揚げぎょうざ
おいしい食材に恵まれている三重県は、個性的なご当地グルメも目白押しです。選択肢の3つはその代表格。2019年11月の「B-1グランプリin明石」で素晴らしい快挙を成し遂げたのは、1985年頃から津市の学校給食で出されている②の津ぎょうざ(津ぎょうざ小学校)です。なんと参加55団体の中で、1位の「ゴールドグランプリ」を獲得しました。

もちろん、①の四日市とんてき(四日市とんてき協会)も、③の松阪鶏焼き肉(Do it! 松阪鶏焼き肉隊)も、食べて絶対に後悔させないおいしさ。ぜひ味わってみてください。

 

■【判定】あなたの「三重満喫力」は、どんなタイプ?

おつかれさまでした。6問の検定問題の結果はいかがでしたか。「スポット編」と「グルメ編」、それぞれの合計点数を計算して、5つの判定結果のどのパターンに当てはまるかをチェックしてください。

三重県某所に設置されているスーパーコンピュータが一生懸命に計算して導き出した、あなたがきっと満足できる三重の「おすすめスポット」や「おすすめグルメ」がわかります。

 

●タイプ1〈全方位スキなしの三重満喫力〉

「スポット満喫力」も「グルメ満喫力」も10点以上のあなた

どちらの満喫力も申し分ないあなた。三重の定番を楽しむのもいいですが、あえてちょっとマニアックなスポットやグルメに挑んだほうが、より大きな喜びを味わえるでしょう。石垣マニアに大人気の「松坂城址」(松阪市)を訪ねたり、地元で深く愛されている「松阪牛ホルモン焼」(松阪市)を食べたりすることで、三重県の底力を深く思い知ってください。

1松坂城址
おすすめスポット 松坂城址
おすすめグルメ 松阪牛ホルモン焼
おすすめグルメ 松阪牛ホルモン焼

 

●タイプ2〈将来性たっぷりの三重満喫力〉

「スポット満喫力」も「グルメ満喫力」も5点以下のあなた

どちらの満喫力も、将来に向けての伸びしろが大きいあなた。まずは、圧倒的な存在感で素直に「行ってよかった!」と思わせてくれる「伊勢神宮」(伊勢市)を訪ねつつ、圧倒的なおいしさで「うわー、すごい!」と感激させてくれる「伊勢うどん」(伊勢市)を食べてみましょう。「もっと三重県を知りたい!」という気持ちが湧いてくるはずです。

おすすめスポット 伊勢神宮
おすすめスポット 伊勢神宮(内宮・五十鈴川)
おすすめグルメ 伊勢うどん
おすすめグルメ 伊勢うどん

 

●タイプ3〈行動力いっぱいの三重満喫力〉

「スポット満喫力」は10点以上だけど「グルメ満喫力」は5点以下のあなた

「スポット満喫力」は十分に備えているあなたにおすすめなのが、灯台マニアの聖地である「安乗埼(安乗崎)灯台」(=写真、志摩市)や「大王埼(大王崎)灯台」(志摩市)。その奥深い魅力を存分に堪能してください。「グルメ満喫力」はまだ鍛え甲斐がありそうなので、まずは驚愕の「牡蠣食べ放題」(鳥羽市など)で三重のすごさを実感しましょう。

おすすめスポット 安乗埼灯台 
おすすめスポット 安乗埼灯台
おすすめグルメ 牡蠣食べ放題
おすすめグルメ 牡蠣食べ放題

 

●タイプ4〈とにかく食い気な三重満喫力〉

「スポット満喫力」は5点以下だけど「グルメ満喫力」は10点以上のあなた

あなたの「スポット満喫力」は、これからが楽しみな段階です。年齢や性別や国境を越えて愛されている「伊賀流忍者博物館」(伊賀市)を訪れれば、三重の懐の深さを思い知ることができるでしょう。十分な「グルメ満喫力」を持つあなたにおすすめなのが、忍者の携帯食だったという「伊賀のかたやき」(伊賀市)。三重が隠し持つ歯ごたえをたっぷり感じてください。

おすすめスポット 忍者博物館
おすすめスポット 伊賀流忍者博物館
おすすめグルメ 伊賀のかたやき
おすすめグルメ 伊賀のかたやき

 

●タイプ5〈絶妙なバランスの三重満喫力〉

上の4つのどれにも当てはまらないあなた

「スポット満喫力」にせよ「グルメ満喫力」にせよ、どちらかが突出しているわけでも低いわけでもないあなた。三重のどこに行っても何を食べても、十分に満足できるでしょう。一度は見ておきたい「夫婦岩」(伊勢市)を訪れたり、じつは隠れた名物である「津のうなぎ」(津市)を味わったりして、魅惑の三重ワールドにさらに深く入り込んでください。

おすすめスポット 夫婦岩
おすすめスポット 夫婦岩
おすすめグルメ うな丼
おすすめグルメ うな丼

 

「三重に行きたい!」「三重を満喫したい!」という気持ちが、存分に盛り上がっていることと存じます。もちろん、どのタイプの「三重満喫力」も、傾向や持ち味が違うだけで優劣はありません。「おすすめ」以外のスポットやグルメも、けっして期待を裏切ることはないでしょう。そして三重には、ここでは紹介し切れなかった素敵なスポットやグルメが、まだまだたくさんあります。ぜひ一度、いや何度でもお越しください! つづきは三重で!

 

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