鈴鹿サーキットを家族で遊びつくす モータースポーツの聖地ならではのアトラクション満載

2018.2.26

ママライター 森下裕美子

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◆モータースポーツの醍醐味を親子で体感できる

三重県北部の鈴鹿市にある「鈴鹿サーキット」。車で行くなら、東京・名古屋からは東名阪自動車道を鈴鹿IC、関西からは同自動車道を鈴鹿ICまたは亀山ICを利用して向かいます。
鈴鹿サーキットといえば、F1をはじめ鈴鹿8耐などのメジャーレースが行われる“モータースポーツの聖地”として知られていますよね。広大な敷地を持つ鈴鹿サーキットは、大きく分けて、「国際レーシングコース」、遊園地「モートピア」、宿泊・レストランの「リゾートエリア」の3つで構成され、さまざまな乗り物や体験が人気です。でも、せっかく鈴鹿サーキットに行くなら、子どもたちにモータースポーツの楽しさを体験させたい! そこで、ママライター・森下裕美子が実際に鈴鹿サーキットを訪れ、ココでしかできない楽しみ方をお伝えしたいと思います。※記事中の価格は税込み。

◆体感型シミュレーション映像でコースを走る楽しさを体感

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さぁ、鈴鹿サーキットに到着です。写真のメインゲートから入ると、目の前には遊園地の乗り物があり、とっても楽しそうです。しかし今回は、遊園地からは回りません。
鈴鹿サーキットといえば、やはり国際レーシングコース。そのコースを走ることができる体験アトラクション(遊戯体験施設)があるのです。実際に走行する前に、予習のために行きたいのが「レーシングシアター」です。

遊園地「モートピア」から国際レーシングコースに向かう途中にある「レーシングシアター」。そのメインシアター(3歳以上1人800円)では、世界初の体感音響システムによって、鈴鹿サーキットで行われるレースを疑似体験することができるのです!

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シアターの入り口前「ウェイティングガレージ」は、レースのピット前ガレージを忠実に再現して作られています。ここでは、メインシアターで繰り広げられる映像アトラクション「ワールドフォーミュラカーレース」に登場する、レーサーの紹介が行われます。さあ、シアターへ入りましょう。

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体にフィットする少し狭めの真っ赤なシートに座ると、目の前にはドーンと幅19mものワイドスクリーンが。メインシアターは3歳以上から利用できます。

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「ワールドフォーミュラカーレース」が始まりました。スターティンググリッド(レーススタート時の位置)から、一斉にスタート! すべてCG(コンピューターグラフィックス)で描かれていますが、実際の鈴鹿サーキットを忠実に再現したとてもリアルな映像で、臨場感があります。

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世界初という体感音響システムは、走行中の振動はもちろん、風が吹いたり雨の水しぶきがかかったりするんです。自分がまるで、フォーミュラカーに乗って鈴鹿サーキットを走っているような感覚に大興奮! ちなみにフォーミュラカーとは、タイヤが露出し、屋根がない自動車レースで使われる車両のことです。さて、最初にゴールして、ワールドチャンピオンになるのは誰!? 結果はぜひメインシアターで。

興奮冷めやらぬままシアターを出ると、「ディスカバーモータースポーツ」というエリアで、実物大のフォーミュラカーが!

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フォーミュラカーの運転席は、大人ひとりがピタッとはまるくらいの狭さ。まるで、寝転がっているような姿勢のドライビングポジションです。そのほか、「ディスカバーモータースポーツ」には、ハンドルの重さ体験やレーサーが走行中に感じる風の強さを体感できる、14種類のアクティビティーがあります。

レースって面白い、鈴鹿サーキットで走ってみたい…そんな気持ちになったところで、いよいよ鈴鹿サーキットの本物のレーシングコースを走ってみましょう。

 

◆世界でここだけ! F1開催コースを専用カートで走れる

鈴鹿サーキットを実際に自分で運転し走れるのが、「サーキットチャレンジャー」(※)です。あのF1マシンが走る国際レーシングコースを、専用カートに乗って走れるのは世界でもここだけでできる体験です。
※乗車2歳以上で1台3名まで。小学5年生以上であれば1名乗車が可能。1台1500円

「サーキットチャレンジャー」は、国際レーシングコースを練習走行する合間のわずかな時間しか体験できません。取材したこの日も、何台ものレーシングバイクが直前まで爆音を立てて走っていました。チケットは数量限定なので、午前10時の券売開始を狙うのがベストです(券売所、前売り券についてはホームページ参照)。

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「サーキットチャレンジャー」は、東コース2.243kmを約10分間で1周します。走る車は、写真のEVカー(電気自動車)になります。ハンドル右側のレバーがアクセル、左側のレバーがブレーキ、シフトチェンジも左指でできるので、運転に自信がない人でも簡単に操作できます。実際のスターティンググリッドについた時点で、テンションが上がります。一般の信号とは異なり、シグナルランプのレッドが消えたらスタートです。

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メインストレートから第1コーナー、S字カーブ、ダンロップコーナー…など、鈴鹿を少しでも知っている人なら、「本当に、F1のコースを走っている!」と気分が高まるはずです。コースから伝わる振動、風を切って走る爽快感など、言葉にできないほど森下も興奮しました。

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メインストレートが見えてくれば、あと少しでゴール。アクセル全開で駆け抜けます。レーサーしか走ることができない場所を走れたという満足感がたまりません。この体験を子どもにもさせてあげたい、と強く思いました。

 

◆バックヤードツアーや自分の車で鈴鹿を走れるプログラムも!

まだまだ、モータースポーツの魅力を体感するプログラムがあります。

画像提供:鈴鹿サーキット
画像提供:鈴鹿サーキット

「バックヤードツアー」(3歳以上1人500円)は、レーシングコースのウラ側を見ることができます。コース上に立つことができるほか、表彰台での記念撮影も。センターハウスでは、展示されているマシンに触れることができます。レースを世界中に発信するメディアセンターの中にも入れますよ。ツアー内容は日によって異なるので、鈴鹿サーキットのホームページでチェックしてみてください。

サーキットクルーズ
画像提供:鈴鹿サーキット

自家用車で鈴鹿サーキットのレーシングコース全長約5.8㎞を走ることができるのが「サーキット・クルーズ」。開催日は、鈴鹿サーキットのホームページでアナウンスされます。参加費用は1台7000円。事前の申し込みが必要ですが、ものすごい人気なのですぐに完売するそうです。次回は3月10日(土)、11日(日)に開催される「2018モータースポーツファン感謝デー」に合わせ、3月11日午後5時45分から走行予定です(3月11日の走行申込は終了)。

 

◆子どもたちの「自分で運転したい」をかなえるアトラクション

モータースポーツの魅力やレーシングコースの迫力を体感したら、子どもたちは自分で運転したい!となりますよね。そこで、今度は遊園地「モートピア」へGo! 「モートピア」の数あるアトラクションの中から、ママ目線で厳選したオススメを紹介します。

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3歳から乗れる「キッズバイク」。写真は、大阪府から来ていた4人家族で、年長、小学2年生のお子さんがバイクに挑戦していました。

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こちらは、2人乗りのレーシングカーに乗って、スケールダウンしたミニ鈴鹿サーキットをタイムアタックする「プッチグランプリ」。3歳から同乗でき、小学1年生からは運転も可能。岐阜県から毎年同じ時期に来るという5人家族も、ママがサポートしながら、お子さんが運転にチャレンジしていました。

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パパやママが先生になって、交通ルールやマナーが学べる「コチラドライビングスクール」は、5歳以上から運転OK。一人座りができる0歳から同乗できます。3人で来ていた仲良しファミリーは、1歳8カ月の娘さんとパパが、安全運転でコースを走行していました。

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レースのようにタイムアタックができる、1人乗りの「DREAM R」。アクセル、ブレーキペダルで加速や減速ができます。小学3年生以上で身長120cm以上から運転できます。

 

◆広報担当が語る「ファミリーで楽しむ工夫が満載です」

今回、施設内を案内してくださった広報担当の西山 匠(にしやま たくみ)さんに、鈴鹿サーキットの魅力を聞きました。
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―――子連れのファミリーがたくさん来園されています。ファミリーに人気の理由とは?
西山さん「遊園地『モートピア』には、さまざまな年齢のお子さまが楽しめるアトラクションがそろっています。新しいアトラクションも毎年、登場しているんですよ。
3月3日(土)には、世界初、操縦できるバトルコースター「DUEL GP」がオープン。鈴鹿サーキットと同じ形状をしたミニコースで、2人乗りのマシンに乗って家族や友人とバトルが楽しめます。

小さなお子さまを連れたファミリーにも気軽に来ていただけるよう、授乳室や幼児トイレ、ベビーカーレンタル、レストランでのキッズメニューやアレルギー対応メニューなどソフト面にも配慮しています。遊園地でいろいろな乗り物に触れ、お子さまに“自分で操縦するって楽しい”、そして“モータースポーツっておもしろい”と、思っていただきたいですね。大きくなっても本格的なレースを観戦するために来園していただければ。もちろん、“レースにチャレンジしたい!”と思うお子さまが登場してくれることも期待しています」

 

今回のレポートに登場してくださったファミリーに話を聞くと、鈴鹿サーキットを何度も訪れているという、リピーターの方が多いことに気づきました。その理由をたずねると「子どもだけでなく、大人も本当に楽しめるから」という答えが。私自身、仕事そっちのけで鈴鹿サーキットを走れたことに、ものすごく興奮し、あらためて貴重な経験ができたとうれしくなりました。次回は、子どもと一緒に鈴鹿サーキットを存分に満喫したいと思います。

 

★鈴鹿サーキット
住所:鈴鹿市稲生町7992
電話:059-378-1111(代表)
時間:モートピア10:00~17:00、土・日曜、祝日9:30~18:00(曜日、季節により時間変動あり)
料金:<モートピア入園券>中学生以上1,700円、小学生800円、3歳~未就学児600円(アトラクション利用には別途料金要)
<入園、のりものパスポート>中学生以上4,300円、小学生3,300円、3歳~未就学児2,100円、60歳以上2500円。
※3歳未満は無料。障がい者割引あり
http://www.suzukacircuit.jp/
アクセスガイド http://www.suzukacircuit.jp/access_s/

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